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日ごろの買い物 [ためしたこと・工夫]

このところやさいを販売所に出すべく1日おきに街に出ます。県庁所在地の市内とはいえ、片田舎に住んでいますから中規模の街、つまり指宿や谷山まで車で片道15分ほどかかります。

「フードマイレージゼロ」をめざしながら、車を使ってやさいを運ぶことは矛盾していて気が引けます。でもどうしてもやさいは待ってくれません。次々と収穫をむかえ、悲鳴をあげることもあります。

そしてやはり生活のためには野菜を売ることが必要です。自家消費とともに地元で消費できればフードマイレージを減らすには理想なのですが、農家さんや90歳過ぎても菜園をつくっている方が多くすまう地域ですので、その方々をお客様にする商売は成立しません。

おたがいにやさいを売り合うことになってしまったり、競合してしまったりしがちです。そこで車をもつ身としては遠くてもよく売れる街のほうに出かけていきます。

その2,3倍の距離を進むと鹿児島市の中心部でさらに売れる販売所があります。でもみな考えることはおなじで野菜を持ち込む生産者が時間により混雑しがちです。しかも昨今のガソリンの高騰によりなかなかそこばかりに頼ることはむずかしい面があります。

さて街に出て野菜を出荷すると生協などの食料品店に立ち寄り、自分でつくれない肉や魚、果物などの買い物です。肉といえばにわとりは飼えるのですが、昨今のインフルエンザやイタチなどのため家族から反対されています。

最近はバナナに注目しています。地元でつくってみたいのですが、以前おとなりが露地ですが毎冬のように葉を寒さで枯らしてしまい、実をつけられない状態を横目で見ている経験からなかなか栽培する気になれません。

南国でありながら山沿いのため、日が暮れると冷たい冷気が山から下りてきて霜が強いほうではないでしょうか。バナナ栽培にはきびしいようです。

日々の体力維持、エネルギー確保のためにバナナはうってつけです。タンパク質制限のある身にはカロリーが確保できカリウム制限がない自分には比較的低タンパク質のバナナは好ましいです。でもスーパーに立ち寄るたびに正規の値段で購入したのでは高くついてしまいます。

そこで店にいくと処分品コーナーをまず見るようにしています。バナナはここによくでているからです。処分品コーナーでは無駄買いをしないように自分なりのルールを決めています。100円以上のものはよっぽどでないと買わない、一品か二品に制限するというルールです。

これならばむだな買い物で失敗した、後悔したということにいまのところなくて済んでいます。

さてそのバナナに話をもどしますと、わたしの立ち寄る店ではそのルールぎりぎりの100円の処分品の値札シールのあるバナナがふつうでした。

ところがやさいの配送ルートを変えて立ち寄る店を変えたところ、そちらの店は同じ系列の店にもかかわらず、大サイズのバナナ4~5本でそれよりも安く出ているのを見つけました。

正規の値段が140円ほどのバナナではありません。200~300円ほどのブランドのバナナです。したがって味がよいことをすでに知りつつもいつもスルーしている商品です。しかも処分品のはずなのにまだ房の元のところに青みが残るほど無傷の商品です。見切りが早い店員さんだなと思いました。

あるところにはあるものです。ふた房買いたいところですが、それは自分で決めたルール違反になるのでやめました。わたしはこうしたバナナを黒いポチポチの斑点がでるころの芳香を味わいながら食べるのが好きです。

同様の発見は昨今値上げされたヨーグルトでもありましたが、それはまたの機会に紹介したいと思います。
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